意外に知らない、自律神経って結局なに!?

こんにちは!cocoem.広報部、臨床心理士で公認心理師のKUMIKOです! テレビやラジオでよく聞かれる自律神経という言葉。一度は聞いたことありませんか?何やら健康に関係がありそうなことまではご存知の方も多いのでないでしょうか。聞いたことはあるけど、説明は出来ない、今回は、そんな自律神経について掘り下げていきます!

「聞いたことはある」で、お馴染みの自律神経

「自律神経が乱れていて調子が悪い」「自律神経を整えると健康にいい」とか、よくテレビや雑誌で聞いたり見たりすることってありますよね。

「ほぉほぉ…」と頷いているけど、なんとなくわかったような、わかっていないような感じではありませんか?

いくら自律神経を整えようと思っても、自律神経がなんなのかが、わからなければ、手のつけようがありません。

みなさんが自律神経のことに興味を持っていただけるように、これから自律神経について掘り下げていきたいと思います!では、早速始めましょう♪

神経のいろいろ

自律神経とは、神経の一種です。そもそも、この「神経」とは何でしょうか?
簡単に言うと「脳と体に情報を伝えるツール」です。私たちは足首を痛めたときに、足を引きずって歩きます。これはどういうことが起こっているかと言うと…まず、足首から「痛い!くじいた!」という情報が神経を通って、脳に伝わります。すると脳が「ヤバい!これ以上、足を使うともっと痛めてしまう!」と判断して、「足首を守れー!」と指令を筋肉に下すことによって起こっている状態なのです。

また「神経」は、「中枢神経」と「末梢神経」の2種類に分けることができます。

・中枢神経:脳と脊髄を通る神経。

・末梢神経:全身に張り巡らされている神経。

この「末梢神経」は、さらに「体性神経」と「自律神経」に分けられます。この二つの神経の大きな違いは、自分の意思でコントロールできるか・できないか、です。

・体性神経:感覚情報を伝えたり、筋肉を動かしたりする神経。働きを意識して動かすことが可能。

・自律神経:血管や内臓のコントロールをする神経。無意識で働く内臓などと関わる神経であり、自分の意思でコントロールすることができない。

ちなみに、眠っている間も心臓が動いていたり呼吸が続いていたりするのは、この自律神経がコントロールしているおかげです!

さらに分かれる、自律神経の種類! 自律神経を車で例えると…?

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分かれます。この二つの神経を車で例えると「交感神経」はアクセル、「副交感神経」はブレーキの働きをします。

交感神経が働くと

車のアクセルを踏み込むと加速するように、交感神経が働くと血管がキュッと収縮し、心拍数や血圧が上昇します。気分が高揚して、アグレッシブな状態になります。活動しているときやストレスを感じているときに、交感神経は優位になります。しかし交感神経の働きが過剰になると、血流は悪くなり、免疫力は低下してしまいます。

副交感神経が働くと

血管をゆるませて心拍数や血圧を低下させて、精神がリラックスした落ち着いた状態になります。眠っているときや休息しているときに、副交感神経は優位に働きます。しかし副交感神経が過剰に働くと、やる気が出ず、疲労感が続いてしまいます。

アクセルしか働かない車だったら危険すぎますし、ブレーキしかない車だったらそもそも動きませんよね。車がアクセルとブレーキの両方を適切に使うことで安全に、快適に運転できるように、自律神経も交感神経と副交感神経のバランスを適度に、高いレベルで保って過ごすことで、心身ともに健康的に生活することができるのです。

自律神経と美容との密接な関係

「目の下のクマ」「肌荒れ・ニキビ」「くっきりと刻まれている眉間のシワ」「食べる量を減らしているのに痩せない」「薄毛・白髪」などなど…誰もが一度は経験する美容の悩み。実は、美容にも自律神経は関係しているんです!

人間の体は、約37兆個の細胞が集まってできています。その細胞ひとつひとつに質の良いきれいな血液が流れていると、私たちは元気に、健康に、そして美しく過ごすことができます。実は、この血流をコントロールしているのは、先ほどからお話している「自律神経」なんです。

細胞のひとつひとつに質の良い、きれいな血液が流れれば、内臓の機能が十分に働くようになり、体調がよくなっていきます。大腸の働きがよくなれば、便秘に悩まされることはなくなります。便秘が解消されると、きれいな肌になれます。また、胃腸の調子がよくなれば、栄養素を十分に吸収できるので、吸収されなかった栄養素が脂肪として蓄積されることもなくなります。肝臓の働きがよくなれば、疲れにくくなるので表情も元気に、明るくなります。肝臓と血液は肌や髪の毛、爪などにも影響を及ぼすので、肌のくすみやたるみ、髪のパサつき、爪のツヤも改善され、若々しさを維持できます。

しかし、実は、自律神経は加齢とともに、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、機能が低下してしまいます。それは、男性は30歳、女性は40歳を過ぎた頃から副交感神経の働きがガクッと減ってくることが原因となっています。

そして、現代はストレス社会なので、普通に過ごしているだけでも自律神経が乱れてしまう出来事に多く出会います。そのため、若く、元気に、美しく過ごすためには自律神経を整える工夫をしていくことが必須になります。

最後に

今回は自律神経についてご紹介しました。私たちが心身ともに健康で過ごすためには、自律神経を整えて且つ、高いレベルを維持することが大切になります。

cocoem. では、多くの測定結果によって蓄積されたパーソナルなデータから、みなさんの自律神経という名の車が安全に、そして快適に運転できるように、一人ひとりに合った“アクティビティ”としてご提案させていただきます。

少しでも、皆さんの気持ちが軽くなるように、引き続きメンタルヘルスに役立つ情報を発信し、社会全体の心の健康水準向上に、寄与できるよう努めてまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

次回は「つい使ってみたくなる、ストレスに強くなる心理学スキル!」といったテーマで書きたいと思います!最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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